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水引の「あわじ結び」とは?意味と使われ方

2026.10.13 水引のきほん

ご祝儀袋や不祝儀袋でよく目にする、輪がふたつ絡み合ったような水引の結び。これが「あわじ結び」です。水引の結びのなかでもいちばん基本となる形で、梅結びやあわじ玉など、たくさんの結びのもとにもなっています。

この記事では、あわじ結びの意味や名前の由来、お祝いとお悔やみでの使われ方、ほかの結びとの違いを、北海道旭川の工房で水引を結ぶ北海道水引がご紹介します。

目次

Awaji Musubiあわじ結びとは

あわじ結びを立体にした、あわじ玉の耳飾り

あわじ結びは、左右に輪をつくりながら1本の水引を絡ませて結ぶ、水引の基本の結びです。「あわび結び」とも呼ばれ、その名は、形が鮑(あわび)の貝に似ていることに由来するといわれています。

シンプルな形ながら、結びを重ねたり、立体的に編んだりすることで、さまざまな形に展開できるのも特徴です。

Meaningあわじ結びに込められた意味

あわじ結びは、両端を引っぱると結び目がさらに固く締まり、簡単にはほどけません。また、ふたつの輪がしっかりと絡み合う形をしています。

そこから、「末永くおつきあいできますように」「一度結んだご縁がほどけませんように」という願いが込められてきました。人と人とのつながりを大切にする、水引らしい意味をもつ結びです。

How to Useあわじ結びの使われ方

お祝いごとに

「一度きりであってほしい」お祝いの代表である結婚祝いには、ほどけにくいあわじ結びや結び切りが使われます。快気祝いなど、繰り返さないことを願う場面にも向いています。地域によっては、あわじ結びをお祝いごと全般に使うこともあります。

お悔やみごとに

あわじ結びは、弔事にも使われる結びです。「悲しいことが二度と繰り返されないように」という意味を込めて、黒白や双銀(銀一色)、地域によっては黄白の水引で結ばれます。

飾りやアクセサリーに

あわじ結びは、お正月飾りやラッピング、アクセサリーにも使われます。「ご縁が続くように」という意味から、贈り物にも選ばれやすいモチーフです。

Difference結び切り・蝶結びとの違い

水引の結びは、大きく分けると「ほどけにくい結び」と「何度でも結び直せる結び」があります。お祝いの内容によって使い分けるのが基本です。

結び特徴主な使い道
あわじ結び両端を引くほど固くなり、ほどけにくい結婚祝い、快気祝い、弔事など
結び切り固く結んでほどけない結婚祝い、お見舞い、弔事など
蝶結び(花結び)何度でもほどいて結び直せる出産・入学・長寿のお祝い、お中元・お歳暮など

出産や入学のように「何度あってもうれしい」お祝いには蝶結び、結婚のように「一度きり」が望ましいお祝いにはあわじ結び・結び切り、と覚えておくと迷いません。

Variationsあわじ結びから生まれる結び

  • 梅結び:あわじ結びの輪を整えて、梅の花の形にした結び。春を告げる梅にちなみ、縁起のよい結びとして親しまれています
  • あわじ玉:あわじ結びを立体的に編み、ころんとした玉にしたもの。アクセサリーによく使われます
  • 抱きあわじ結び:ふたつのあわじ結びを抱き合わせた結び。北海道水引のひし結びは、これを9個連ねています

Our Works北海道水引の「あわじ結び」の作品

北海道水引では、あわじ結びやあわじ玉、梅結びを、毎日身につけられるアクセサリーや小物に仕立てています。

    FAQよくある質問

    Q. あわじ結びと結び切りは、どう違いますか?

    どちらもほどけにくい結びで、結婚祝いや弔事など「一度きり」を願う場面に使われます。あわじ結びは輪が絡み合った飾りのある形、結び切りは真結びのようにシンプルに固く結んだ形です。

    Q. 水引の色は、どう選べばいいですか?

    お祝いには紅白や金銀、お悔やみには黒白や双銀が一般的です。地域によっては、法事などに黄白を使うこともあります。

    Q. あわじ結びは自分でも結べますか?

    あわじ結びは、水引の結びのなかでも最初に覚える基本の形です。北海道水引のワークショップでは、あわじ結びから始めて、アクセサリーづくりまで体験していただけます。

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